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2024/06/02 家族が亡くなったら

家族が危篤状態になったらやるべき6つのこと

危篤のイメージ画像

覚悟はしていても、いざ家族が危篤状態になると頭が真っ白になってしまいますよね。

病院で家族が危篤となった場合、延命治療の有無や近親者のどこまで知らせるかを限られた時間のなかで判断しなければなりません。危篤状態とはどんなものでしょうか?その時が訪れる前にどんな準備が必要かを見ていきましょう。

・危篤ってどんな状態?
・家族が危篤になる前に
・自宅で危篤になった場合
・まとめ

危篤ってどんな状態?

家族が危篤になったらやること危篤状態とは、血圧が下がることで脳に酸素や血液が届かなくなり、意識も朦朧としやすく反応を示さなくなることで「いつ臨終を迎えてもおかしくはない」状態になることです。それでも聴力は最後まで残ると言われ、反応はすることができなくても家族の声は聞こえている可能性はあります。最期の最期まで諦めずに話し掛けてあげましょう。

ただ、近親者への連絡や葬儀費用の手配などその後に必要な現実的な手続きも同時進行で進めなければなりませんので、本人の前での会話には配慮することも忘れないようにしましょう。

危篤状態の延命治療の有無を確認しておこう

「危篤」の判断は医師がしますが、危篤状態になってからは1晩~3日ほどで臨終を迎えることがほとんどです。それまでに医師から延命治療の有無を問われることもありますが、延命治療を断れば臨終までの時間はより短くなってしまうでしょう。延命治療の有無は元気なうちにお互いに希望を共有しておくとよいでしょう。

家族が危篤になる前に確認しておきたいこと

事故などで突然亡くなってしまう場合を除いて、病気であればいざという場面を想定して準備を進めることも可能です。「まだ生きているのに」と憤るかもしれませんが、家族は本人に臓器提供や献体の希望があるか、最期に会いたい人はいるかなどの意思確認を事前にしておきましょう。

家族が危篤になったらやるべき6つのこと

①近しい人々へ連絡

<おもに連絡を取るべき人>
・かかりつけ医
・菩提寺のご住職
・近しい親族(本人の兄弟姉妹、配偶者の親など、血縁の深い人々)
・親しくしていた友人、知人、同僚、学友

本人が危篤状態に陥ってしまったら近しい親族、友人、知人、同僚、学友など息のあるうちに会わせたい人へ連絡をしましょう。また、自宅で危篤状態になってしまった場合には必ずかかりつけ医へ連絡を取ることも忘れないようにしましょう。菩提寺があればご住職へ連絡を取ってください。
※菩提寺とは、一般的には家墓がある寺院墓地の寺院です。昔から家で信仰している寺院を差します。

②臓器提供や献体の有無

<臓器提供や献体の意思確認>
・意思表示カード
・保険証の意思表示欄
・運転免許証の意思表示欄
・マイナンバーカードの意思表示欄
・インターネットの意思登録

臓器提供や献体の意思も本人から聞いておくと臨終後に戸惑うことなく希望に添うことができます。ただ、本人が臓器提供や献体を望んでいても、家族にとっては抵抗がある場合もあるでしょう。現場では臨終後、家族の同意により臓器提供や献体を受け付けるので家族の意思も尊重されます。

③菩提寺へ連絡

もし本人に菩提寺があればご住職へ連絡します。ただ、沖縄では檀家制度は根付いていないので、ほとんどの家で菩提寺への連絡は必要ないでしょう。それでも、お通夜で僧侶の読経(枕経など)を行う家も多いので、僧侶の手配はした方が良さそうです。昔ながらの方法では近隣の寺院で相談しますが、近年では葬儀社に紹介してもらう家も増えています。
※僧侶派遣の場合、約3万円~/1回の読経供養が料金目安です。(お布施として包む場合も)

④葬儀費用の手配

銀行に死亡届を提出してしまうと、亡くなった人の銀行口座は凍結してしまいお金を引き出すことができません。葬儀費用は故人の財産から支払うことができますが、口座が凍結してしまった場合には遺族が事前に立て替える必要があります。葬儀費用であれば、口座が凍結された場合でも手続きを踏めば引き出すことは可能ですが、亡くなってしまってから葬儀に向けては様々な準備が必要になってくるので、できるだけ危篤状態の時に葬儀費用を準備しておくことをおすすめします。

⑤戸籍情報を確認

<戸籍謄本を伴う手続き>
・埋葬料、葬祭料の申請(健康保険)
・銀行預金の名義変更手続き
・遺族年金の申請
・名義変更手続き(自動車や不動産など)
・相続税申請手続き

家族が亡くなったら、戸籍謄本を必要とする手続きが数多くあります。埋葬料、葬祭料の申請などさまざまな場面で必要となってきますので、まずは住民登録内容と本籍地を確認しておくと安心です。

⑥24時間以内に葬儀社候補を探す

病院で家族が亡くなった場合、遺体は病院の霊安室に安置されますが一般的に病院の霊安室は長くて24時間ほどしか置いてもらえません。その間に搬出から葬儀まで依頼できる葬儀社を決めなければなりません。自宅に搬送するのか、斎場の霊安室へ搬送するのかなど家族によって状況は違うと思いますので、危篤状態の時から複数の葬儀社へ見積もりを取って、搬送時には信頼できる葬儀社にお願いできると心強いです。

自宅で危篤になった場合

自宅で危篤になったら自宅で容態が急変して危篤状態になった場合には、在宅療養でかかりつけ医がいれば医師を呼んでください。かかりつけ医がいない場合には救急車を呼びます。自宅で亡くなり医師から死亡診断書が出されないと遺体は検死に回されてしまいます。検死に回されてしまうと、遺体に会えないまま数週間が経ってしまうこともあるため、自宅で危篤となった場合はかかりつけ医か救急車に連絡するようにしましょう。

<検死に回される事例>
・健康な人の自宅での急死
・感染症や中毒症の疑い
・災害
・事故
・自死
・事件性が高い場合

近年では介護ケア「ターミナルケア」の選択肢によって、人生の最期を自宅で過ごす人もが増えました。それに応じて病気の人が自宅で最期を迎える事例も増えたことで家族は事前に準備を進められ、臨終後は決めていた葬儀社でスムーズにお通夜・葬儀まで執り行えるようになりました。

本人がまだ生きているうちに葬儀のことを決めるのは心苦しいとは思いますが、葬儀のプロである葬儀社が決まっていれば、いざという時でも少し落ち着いて物事を進めることができると思います。最適な葬儀社の候補を、しっかりと家族で話し合って決めておきましょう。

まとめ

危篤になった家族の延命治療の有無、危篤を知らせる人々と、限られた時間のなかで、後悔のない判断を進めなければなりません。

「危篤になったら」という状況を想定するのは気が引けますが、家族が危篤状態になったら行うべき事柄や流れを把握しておくと、いざという時に落ち着いて対応できるように今のうちから確認しておきましょう。

家族が危篤になったらやるべき6つのこと
①近しい人々へ連絡
②臓器提供や献体の有無
③菩提寺に連絡
④葬儀費用の手配
⑤戸籍情報を確認
⑥葬儀社候補を探す