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お葬式の豆知識

TOPお葬式の豆知識家族が亡くなったら葬儀社と打合せる前に遺族間で決めておきたい3つのこと
2024/07/01 家族が亡くなったら

葬儀社と打合せる前に遺族間で決めておきたい3つのこと

家族間で決めておきたいこと葬儀を行う場合には葬儀社と打ち合わせをしながら執り行うことがほとんどだと思います。ただ、どのように葬儀にするかは家族ごとに方針がそれぞれあると思います。例えば一般葬を選ぶか、家族葬を選ぶのか?ご遺体の搬送先はどこに?参列者へのお返しは何を?など家族間で事前に決めておきたいことがいくつかあるでしょう。

今回は、葬儀社と打ち合わせを進める前に、家族で決めておきたい3つのポイントをメリット、デメリットも含めてお伝えします。

・ 一般葬か家族葬か
・ご遺体の搬送先
・参列者へのお返し
・まとめ

①一般葬か家族葬か

沖縄の葬儀といえば、参列者が100名以上の大規模なものが主流でしたが、昨今では、沖縄だけではなく全国的にも葬儀規模は縮小化傾向にあり、2022年には葬儀全体の55.7%以上が規模の小さな家族葬を執り行うようになってきました。

<沖縄での葬儀の規模の大きさ>
・一般葬…参列者50名以上(80名~100名以上)
・家族葬…参列者50名以下


全国的にも増える家族葬

全国的に家族葬の割合が増えてきた背景にはコロナ禍の影響も多いでしょう。それ以前から、家族葬の割合は増えていましたが、新型コロナの襲来が拍車を掛けたと考えられます。

ただ、コロナ禍が無かったとしても家族葬の割合が増えてきているのは沖縄を含めた全国的な傾向でしょう。

・一般葬か家族葬か、どう決める?
今でも沖縄では一般葬が定番ではありますが、家族葬と迷った時には下記の3点がポイントになります。

<家族葬かを決めるポイント>
・葬儀の規模
・地域のつながり
・故人の交友関係

特に高齢者で周囲やご近所との関係性が薄く、参列者がそもそも少ないと想定される場合に家族葬が向いているでしょう。ただし、注意をしたい点は葬儀費用です。必ずしも家族葬が費用を抑えた葬儀になるとは限りません。

家族葬を執り行うので知人からのお香典を辞退した場合にはその分の身入りが少なくなるため、最終的には「一般葬とさほど変わらない」「費用が掛かった」などの声もあります。

ご遺体の搬送先

沖縄で葬儀社を決める際に確認したい2つ目のポイントがご遺体の搬送先です。亡くなるとご遺体は病院の霊安室に移動して安置されます。ただし、安置できる時間は通常では数時間~24時間しかないため、この間にご遺族は次なる搬送先を選ばなければなりません。

少し前までは自宅へ搬送するのが一般的でしたが「自宅が狭くて充分な安置場所がない」「近所の人々に知られたくない」などの現代的な事情が相まって、自宅へ搬送することをためらう人も多くなってきています。このようなことから、近年では安置施設を持つ斎場や葬儀社、火葬場も増えました。

ただ、今でも沖縄の田舎や離島などでは自宅で葬儀を行う家は多くあります。沖縄ではご遺体は葬儀前に火葬して、遺骨となった状態から葬儀・告別式を進めることが主流なので、必ずしも安置施設を探す必要はありません。ご家庭の事情に応じて葬儀社と相談して決めていきましょう。

◇ご遺体の搬送先を決める2つの注意点

沖縄で葬儀社にお通夜や葬儀まで遺体の安置を依頼する場合、ご遺体の搬送には注意が必要です。

<沖縄での葬儀、安置施設>

・通夜や葬儀まで依頼
病院から葬儀社の安置施設にご遺体を安置してもらう場合、そのままの流れで安置を依頼した葬儀社「通夜や葬儀まで依頼しなくては」と思ってしまうこともありますが、搬送のみで以降の準備はお断りすることも問題ありません。

・火葬場の不足に留意
葬儀まで数日掛かる場合には、ご遺体を衛生的に安置するための「棺保管施設」があるかどうかも確認しておきましょう。ご遺体が集中してしてしまうタイミングなどの場合には、火葬場不足が生じて葬儀まで数日待たなければならない場合もあります。時には1週間も待つケースもあるため、衛生的にご遺体を保管できる環境を持っている葬儀社であることを確認しておきましょう。

参列者へのお返し

沖縄では参列者への香典返しは「当日返し」「返礼品+後日返し」のいずれかになりますが、葬儀の規模が縮小傾向にある昨今では、参列者への返礼の金額や内容についても変化が起きています。

昔ながらの沖縄の葬儀では、当日返しで5百円~千円程度の香典返しを準備する風習がありました。これはそもそもの香典相場が全国的に見ても千円ほどと安かったためです。しかし、現代の沖縄の葬儀ではお香典も3千円~5千円、立場によっては1万円、3万円ほどの高額なお香典が増えたため、「当日返し」にも「5百円~千円相場の品」「2千円~3千円相場の品」といった2つの選択肢が増えています。

「返礼品+後日返し」
全国的には当日返しの選択をした場合、四十九日法要後は法要の引き出物のみをその場でお渡ししますが、沖縄では参列者の御香典相場によって「5百円~千円相場の返礼品」を当日返しで渡した後、必要な人のみに四十九日法要後に改めて「ご挨拶状+2千円~3千円相場の品」と御香典返しを行う選択も増えています。

近年では移住者も増えて多様化した沖縄なので、葬儀のマナーもどこを基準にしたらよいか迷ってしまうところでしょう。沖縄県出身者同士の葬儀であれば問題ないですが、県外出身者が参列していた場合に「四十九日法要も終わったのに、挨拶も香典返しもない」などと言われてしまう可能性もあります。

そのため当日返しを選ぶ際には、会葬御礼に「本日渡した品が御香典返しであること」を明記すると良いでしょう。この一文を加えることで、参列者が当日返しであることを理解し、誤解が生じにくくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は葬儀社と打合せる前にご遺族間で決めておきたい3つのことをお伝えしました。

沖縄では菩提寺を持つ家もほとんどありませんから、葬儀の際には葬儀社探しから始まることがほとんどでしょう。葬儀社は僧侶の手配から会場の設営、参列者への返礼品まで準備を進めてもらえる心強い存在です。葬儀社選びはその時になってから慌てて決めることにならないように、どの葬儀社がどのような葬儀の形を得意としているかなどを事前に知っておくと、いざという時にスムーズに選びやすいでしょう。