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TOPお葬式の豆知識家族が亡くなったら沖縄で選ばれている家族葬!その背景とメリット&デメリットは?
2024/12/01 家族が亡くなったら

沖縄で選ばれている家族葬!その背景とメリット&デメリットは?

大規模な葬儀を行うことが一般的だった沖縄も、昨今では家族葬を選ぶ人が増えてきました。とはいえ、家族葬は20年ほど前から広まっており、全国的にもまだまだ新しい葬送の形です。どうして家族葬が選ばれるようになってきたのでしょうか?

今回は、沖縄や全国の葬儀で家族葬が選ばれる理由を解説していきます。

沖縄で家族葬と呼ばれる葬儀とは?

家族葬が広まり始めたのは20年ほど前から。比較的新しい葬儀スタイルのため、実ははっきりと定義が決まっているわけではありません。また、沖縄では必ずしも家族や身内のみで行う葬儀と言うわけではなく、小規模な葬儀全般を家族葬と呼ぶ傾向があります。

実際に「小規模な葬儀」とは、どのぐらいの規模を指すのでしょうか?明確な決まりはありませんが、基本的には以下のような規模で執り行う葬儀を家族葬と呼んでいます。

<家族葬の規模>
参列者の人数・・・10人以下~50人以下
訃報の知らせ方・・・案内状など

以前までの沖縄の葬儀は、100人以上の参列者を想定した大規模なものが定番でした。そのため、ご遺族は新聞のお悔やみ欄に故人の訃報とともに葬儀の日程や場所を掲載することが一般的でした。知人や関係者は、だいたいこのお悔やみ欄を参照して葬儀に参列していました。

ただ、近年増えた「家族葬」だと人数が限定されるため、参列して欲しい人へは案内状や電話で知らせるようにして新聞には掲載しないことが増えてきました。

沖縄で家族葬が広がる背景

沖縄で家族葬が選ばれるようになったのにはどのような背景があるのでしょう?ひとつには少子高齢化が深刻になってきていることや、平均寿命が伸びたことでご遺族や喪主の高齢化が進んでいることが原因のひとつです。ご遺族や喪主の高齢者が抱える問題は経済的に余裕がないという理由ばかりではなく、喪主自身や参列者の年齢的にも体力的にも大規模な葬儀を行うことが厳しくなってきたことで「家族葬のほうが楽」という理由によって選ばれることが増えてきたという事情があります。もちろんこれは、沖縄に限ったことではなく全国的な傾向でもありますが。

沖縄で家族葬が向いている人

沖縄で家族葬を選んだご家族の中には、葬儀後に「参列したかったのに教えてくれなかった!」と言われるトラブルが起きた事例がありました。また、ご遺族のストレスを軽減するために家族葬を選んだのに、葬儀後に弔問客がひっきりなしに訪れて疲弊した、といった声もあります。

ではどんな人が家族葬をするのに向いているのでしょう? 県外に行ったり来たりが多くて地域の繋がりが薄い人や移住組などは小規模な家族葬が良いかもしれません。また、故人が高齢者で参列者が少なかったり、予算的に余裕がない場合などは家族葬を執り行うといいでしょう。

<沖縄で家族葬が向いている人>
・地域の繋がりが薄い
・故人が高齢で参列者が少ない
・予算を抑えた葬儀がしたい(※)

親しい友人や親族だけに囲まれて執り行われる葬儀を希望する場合はやはり家族葬が向いていますし、それ以外の方は基本的に参列をお断りするようにしましょう。その際は葬儀後に故人の訃報とともに身内のみで葬儀を済ませた旨を記した挨拶状を送ってお知らせしましょう。

(※)葬儀プランによって費用が高くなるので必ず事前に予算感を葬儀会社に伝え、希望の金額内で執り行えるように準備してください。予算を伝えることを忘れないようにしましょう。

家族葬を選ぶメリットとデメリット

以下に家族葬を選んだ場合のメリットを簡単にまとめましたので、参考にしてください。

◇家族葬を選ぶメリット 
家族葬は一般葬に比べて参列者の人数を制限できることが最大のメリットです。参列者への対応が緩和されることで「喪主やご遺族の精神的ショックが大きい」といった状況や「故人との最期の時間をゆっくり過ごしたい」という要望を叶えることができ、無理に気丈に振る舞う必要もなくなります。喪主やご遺族の精神的ストレスを軽減する意味でも家族葬を選ぶことは理にかなっている現代らしい葬儀スタイルと言えるでしょう。

◇家族葬を選ぶデメリット
生前に精力的に活動してきた方の場合は故人の死を悼みたい人が多く、葬儀後に弔問客がひっきりなしに訪れたり、遠い親戚からは「なぜ知らせてくれなかった!?」といったクレームをもらう場合もあるので家族葬を選ぶ際には配慮が必要になってきます。また、葬儀プランによっては一般葬よりも費用が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。

デメリットを回避するためには葬儀終了後に御不幸を知った人々への配慮を怠らないようにしましょう。家族葬を選ぶ場合には関係が深い人々のみでの葬送を実現することができますが、参加できなかった人々へは配慮をしなければなりません。葬儀後には挨拶状(ご案内)を出すことは忘れないようにして気持ちよく故人を送り出してあげましょう。

まとめ

沖縄で家族葬が増えたことでのメリット、デメリットについてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?下記にメリット&デメリットについてまとめてあるので参考にしてください。

<家族葬を選ぶメリット
・故人との最期の別れを大切にできる
参列者への対応軽減
・参列者の人数・費用が明確になりやすい

家族葬を選んだご遺族の理由を聞くと、高齢化による人間関係の希薄さが大きく関係しているようです。子どもが独立して遠く離れていた場合、故人の人間関係や地域を把握しきれずに「参列者への対応に困る」として家族葬を選ぶ体験談もありました。ほかにも沖縄では寺院との関係性も薄く、菩提寺を持たない家も多いため宗教的に自由な面も選ばれる要因のひとつかもしれませんね。

<家族葬を選ぶデメリット
葬儀終了後、御不幸を知った人への配慮
親族から理解が得られない可能性がある
・一般葬より費用が高くなる可能性もある

せっかくなら家族葬に限らず、音楽葬、自由葬、花葬など、喪主やご遺族の要望に合わせたさまざまなスタイルの葬儀を選ぶことができます。納得のいく最期の刻をご遺族と過ごしてみてはいかがでしょうか。