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お葬式の豆知識

TOPお葬式の豆知識葬儀マナー家族葬の挨拶状、参列をお断りする失礼のない例文は?香典や弔電、供花や弔問の辞退は?
2024/04/17 葬儀マナー

家族葬の挨拶状、参列をお断りする失礼のない例文は?香典や弔電、供花や弔問の辞退は?

家族葬の挨拶状、参列をお断りする失礼のない例文は?香典や弔電、供花や弔問の辞退は?
・家族葬での挨拶状の例文は?
・家族葬でお断りをする挨拶状の例文は?
・家族葬で挨拶状を出すタイミングは?

約10人~30人と参列者を限定した小規模な家族葬での挨拶状は、葬儀にご案内する参列者の方々はもちろん、参列しない方々へも失礼のない言葉でお断りをしなければなりません。

また葬儀の混乱を未然に防ぐため、家族葬を済ませた後に挨拶状を送ることもあります。
この他、香典や弔電、供花などのご厚意をお断りする文面も配慮が必要です。

本記事を読むことで、家族葬での挨拶状において、失礼にならないお断りの仕方や、送る適切なタイミングが分かります。

 

家族葬での挨拶状の役割とは?

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◇家族葬での挨拶状は、無事に葬儀を終えた報告を行います

家族葬へご案内しない方々へ、故人の訃報を知らせるタイミングは、一般的に家族葬を済ませた後です。

そのため家族葬における挨拶状の役割は、家族葬へ参列しなかった方々へ訃報を届けるとともに、無事に家族葬を済ませたことを報告するために行います。

 

 

家族葬で挨拶状を送るのは誰?

◇家族葬で挨拶状を送る相手は、葬儀に参列しなかった方々です

家族葬の挨拶状は、訃報とともに身内のみで葬儀を済ませたことを知らせる目的があるため、基本的には、一般葬であればご案内するところを、葬儀にご案内しなかった方々へ送ります。

 

<家族葬の挨拶状を送る方々>
・親戚
・友人、知人
・職場関係者
・故人と生前に親しかった方々
…など

 
現代は認知されるようになったものの、まだまだ新しい形の家族葬ですから、挨拶状を送るべきかどうか、迷った方には送るようにすると安心です。

また挨拶状で訃報を知らせる場合、香典や供花・供物、後日の弔問を辞退するかどうかを予め決めて、辞退する場合は挨拶状にて、その旨を明瞭に記載しましょう。

 

家族葬の挨拶状は、印刷で良い?

◇現代では、印刷した家族葬の挨拶状がほとんどです

家族葬の挨拶状は、現代では印刷がほとんどになるでしょう。
弔事における挨拶状のテンプレートを用意している印刷会社も多いので、文章の幅に広がりはありませんが、便利です。

手書きで家族葬の挨拶状を書く場合、弔事マナーに則り、句読点を省いて書きましょう。
ボールペンは避け、毛筆や万年筆などで書きます。

基本的には弔事のご案内や挨拶状は縦書きが好まれますが、横書きも増えました。
家族葬の挨拶状は訃報も兼ねているため、黒枠のあるハガキに書きます。

 

家族葬の挨拶状を送るタイミング

家族葬の挨拶状を送るタイミング
◇家族葬の挨拶状を送るタイミングは、基本的には四十九日後です

仏教において家族が亡くなって四十九日は「忌中(きちゅう)」とされ、故人の魂はまだ成仏しておらず、ご遺族は故人の追善供養を行います。

 

●また神道においては四十九日間、ご遺族は「死の穢れ」をまとうとして、忌中に贈り物をしたり、むやみに人の集まる場所へ行くこと、神社への参拝が禁忌です。

このようなことから家族葬で挨拶状を送るタイミングは、忌中を過ぎた四十九日以降、7日~14日後までが理想的とされてきました。

四十九日法要や納骨式を終えているならば、無事に納骨式を終えた旨も併せて伝えると良いでしょう。

 

喪中ハガキとは何が違う?

◇喪中ハガキは年賀欠礼状です

喪中ハガキ」では、身内が亡くなり喪中となるため、年賀状の欠礼をご報告します。
喪中は喪に服す期間であり、お祝いごとを控えるためです。

一方、家族葬の挨拶状は訃報とともに無事に葬儀などを済ませたことをご報告します。
目的は違いますが、喪中ハガキを送る11月~12月15日頃に挨拶状を送る場合、喪中ハガキとして送っても問題はありません。

 

葬儀前に訃報を知らせる相手

◇仕事関係者など、早急に訃報を知らせる相手もいます

家族葬では先方が混乱しないよう、参列を希望しない方々には葬儀を済ませてから挨拶状にてご報告しますが、故人が亡くなったらすぐに知らせるべき相手もいますよね。

例えば、故人の仕事関係者や上司などがそれにあたります。
家族葬に参列を希望しないものの、早急に知らせる相手には、家族葬で身内のみで執り行うことをハッキリとお伝えしましょう。

また、家族葬へご案内する方にも、他の方々に伝えることのないよう、ひと言添えておくとトラブル回避に繋がります。

 

家族葬の挨拶状を書くポイント

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◇家族葬を済ませたこと、香典等の辞退は明瞭に記載します

家族葬の挨拶状では、盛り込むべき内容があるので、基本に基づき構成すると良いでしょう。
故人の名前には、「○○儀」と言うように、末尾に「儀」を入れる点も注意をしてください。

 

<家族葬の挨拶状の内容>
・故人の訃報
・家族葬を無事に済ませたこと
・香典、供花、供物の辞退について
・生前受けたご恩へのお礼
・日付、喪主の名前、住所

 
家族葬では香典返しの手間暇を省略するため、香典や供花、供物などを辞退するものもあります。

後で訃報を受けて葬儀に参列できない方は、代わりに供物や供花を送ることもあるので、家族葬の挨拶状では、予めお断りの一文を添えると良いでしょう。

 
また後日の弔問を辞退する場合にも、家族葬の挨拶状にて記載しておくと安心です。

 

家族葬の挨拶状タブー

◇弔事における忌み言葉は避けます

家族葬の挨拶状は弔事のタブーに配慮して書かなければなりません。
特に弔事で気をつけるものは、不吉を連想する「忌み言葉」ですが、この他にも句読点を避けるなど、他の手紙とは異なるタブーがあるので注意をしてください。

 

<家族葬の挨拶状タブー>
・時候の挨拶は付けない
・忌み言葉を避ける
・句読点を避ける
・宗教用語に配慮する
・簡潔にまとめる

 
時候の挨拶」とは、「ようやく春めいてまいりましたが…」など、拝啓の後に添える季節を感じるご挨拶です。

家族葬の挨拶状を含め、お悔やみの手紙や香典返しに添える手紙など、弔事に関する手紙では時候の挨拶を付けずに、内容を簡潔にまとめます

 

家族葬での挨拶状の例文

家族葬での挨拶状の例文
◇下記は宗教に関係なく、使用できる例文です

最初に簡潔な家族葬での挨拶状例文をご紹介します。
一般的には仏式ですが、キリスト教式や神式では宗教に倣った言葉使いに気を付けなければなりませんが、下記ではどの宗教でも利用できるでしょう。

 

「父 〇〇〇〇(故人の名前) 儀 去る○月×日に永眠いたしました
葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行いました なお香典 供花 供物につきましてはご辞退させていただきます
生前賜りましたご厚誼に厚く御礼申し上げます令和〇年〇月〇日(日付)
〒○○-○○○○
沖縄県○○市○○ ○○番地の〇(住所)
喪主 ○○○○(喪主氏名)」

 
長い療養生活の末亡くなった場合には、「かねてより療養中でございましたが」などの一文を添えることもあります。

また病気や怪我によらず、老衰など自然に亡くなった場合には「天寿を全うする」などの言葉を使うこともあるでしょう。

(ただし「天寿を全うする」はあくまでも喪主やご遺族のみが使用する言葉ですので、参列者がお悔やみの言葉で使用することは避けてください。)

 

②香典辞退の場合

◇香典辞退の場合には、挨拶状に記載します

香典や供花・供物、後日の弔問への対応を決めて挨拶状を準備しましょう。
そして家族葬の挨拶状にて、香典辞退の旨をしっかりと記載します。

 

<香典辞退の文例>
・誠に勝手ではございますが 香典 供花 供物はご辞退させていただきます
・御香典・御弔電・御供花等のご厚意は辞退いたします
・誠に勝手ながら 御香典・御弔電・御供花等は謹んで辞退いたします

香典辞退や後日弔問をお断りするにあたり、失礼にならないよう配慮は必要ですが、ハッキリと記載することは重要です。
遠まわしな表現では先方の受け取り方により、弔問に追われることもあります。

 

③キリスト教式家族葬の挨拶状

「先般亡祖父 ○○儀は○○月○○日午後○○時
主の恵みを信じつつ ○○歳の生涯と終えました

故人の生前 皆様より賜りましたご厚情に
故人に代わり心より御礼申し上げます

葬儀は誠に勝手ながら
本人の遺志により近親者のみで執り行いました

直接お礼を申し上げるのが本意ではございますが
略儀ながら書中にて失礼いたします

皆さまの上に主のご祝福をお祈りいたします

令和〇年〇月〇日(日付)
〒○○-○○○○
沖縄県○○市○○ ○○番地の〇(住所)
喪主 ○○○○(喪主氏名)」

 

④神式家族葬の挨拶状

「去る父〇〇儀が帰幽いたしました
葬儀は故人の遺志により 近親者のみで執り行いました
生前故人に賜りましたご厚情に深謝申し上げます

就きましては直接ご挨拶申し上げるべきところ恐縮ではございますが
略儀ながら粗状をもちまして謹んでお礼のご挨拶を申し上げます

令和〇年〇月〇日(日付)
〒○○-○○○○
沖縄県○○市○○ ○○番地の〇(住所)
喪主 ○○○○(喪主氏名)」

 

まとめ:家族葬の挨拶状は事後報告が一般的です

まとめ:家族葬の挨拶状は事後報告が一般的です
「家族葬」とは約10人~30人ほどの規模で執り行う葬儀で、公正取引委員会の定義では約50人ほどまでとされます。

実際には喪主とご遺族など、故人とごく親しかった身内のみで執り行う家族葬が多く、葬儀後に訃報と併せて葬儀や納骨まで済ませたことをご報告する挨拶状が多いでしょう。

葬儀を済ませた後の挨拶状にはなりますが、故人が生前に親しくしていただいた方々への感謝を伝えることが重要です。

また沖縄では新聞のお悔み欄に事後報告の謹告を載せることもできます。