【公式】沖縄県で葬儀・葬式なら家族葬なら「こころの家族葬」

MENU

© 2023 こころの家族葬 All Right Reserved.

通話無料・24時間365日
いつでもお電話ください

MENU

お葬式の豆知識

TOPお葬式の豆知識葬儀マナー知っておきたい!キリスト教式葬儀に呼ばれた時のマナー
2024/11/01 葬儀マナー

知っておきたい!キリスト教式葬儀に呼ばれた時のマナー

知人の訃報に呼ばれてみたらキリスト教式の葬儀だった。仏式葬儀が多い日本ではなかなか馴染みが無い方も多いでしょう。キリスト教式葬儀に呼ばれる前にルールやマナーについて知っておきましょう。

キリスト教式の葬儀でのマナーとは?

仏式とキリスト教式葬儀での大きな違いは「献花」でしょう。キリスト教式葬儀ではお焼香の代わりに献花を行います。献花につかわれる花は聖母マリアのシンボルともされるユリが一般的ですが、喪主側が用意してくれた花を献花すれば問題ありません。

<キリスト教式の葬儀:献花の仕方>
①花を胸の高さに持つ 右手…花の下に手を添える
左手…茎の上に添える
②祭壇前に進む ・ご遺族に一礼
・祭壇へ進む
・祭壇へ一礼
③茎を祭壇側へ回す 時計回りに回転
・祭壇側に茎を向ける
④花を献花台に手向ける ③のまま、差し出す
⑤献花の祈り [カトリック]
・黙とう
・十字を切る
[プロテスタント]
・胸の前で手を組む
・黙とう
[キリスト教以外の参列者]
・会釈
・黙とう
⑥宗教者へ一礼 [カトリック]・神父へ一礼
[プロテスタント]
・牧師へ一礼
⑦ご遺族へ一礼
⑧席に戻る

キリスト教信者でない参列者は、献花の後に軽く会釈をして黙とうをすれば良いですが、もし十字を切る場合、一般的には縦・横の順番で十字を切ります。

<十字の切り方>
①十字を切る ・頭→胸→左肩→右肩
②手を合わせる ・胸の前で手を合わせる
③黙とう

「アーメン」はキリスト教において「まことにそうです」「そうありますように」などの意味がありますが、信者でなければ唱える必要はないでしょう。

キリスト教式葬儀でのお悔みの言葉は?

キリスト教式の葬儀でご遺族にはどんな言葉をかけるのが適切でしょうか。キリスト教の死生観として、人は亡くなると神に召され、神のみもとで穏やかに復活を待ちます。そのため死は哀しいことではありません。特に懺悔をしないプロテスタントでは、故人は平穏な世界にいるでしょう。

<キリスト教式のお祈りの言葉>

・「安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます」
・「心から哀悼の意を表します」
・「天国で安らかな眠りをお祈りいたします」
・「天国での平安をお祈りいたします」
・「寂しくなると思いますが、神様の平安がありますように」

人の死を魂の終焉と捉えないキリスト教では、基本的に「お悔みの言葉が無い」ことになるのですが、それでもご遺族の喪失の哀しみは計り知れません。キリスト教式の葬儀に参列した際には、ご遺族の心の痛みに寄り添い、故人の平安を祈る言葉掛けをすると良いでしょう。

キリスト教式葬儀での服装は?

キリスト教式葬儀でも仏式でも、基本的に光沢のない黒の服装で整えます。露出を避けてアクセサリーは結婚指輪、女性であればパールの一連ネックレスイヤリング(ピアス)のみ、長い頭髪は後ろでくくります。

<キリスト教式の葬儀:服装マナー>
[性別] [服装] [アクセサリー]
●男性

●略式喪服
・ブラックスーツ
・白シャツ
・黒ネクタイ(光沢なし)
・黒靴
・ストレートチップが良し(光沢なし)
・黒か白の靴下

結婚指輪のみ
・金具は避ける

●女性

●略式喪服
・黒のワンピース
・黒のアンサンブル
・黒のスーツなど(光沢なし)
・黒ストッキング
・フラットパンプス(ヒール3cm以下)

・結婚指輪
パール一連ネックレス
・パールのピアス(イヤリング)

以上、キリスト教式の葬儀であっても、キリスト教信者でなければ基本的な仏式の葬儀と参列時の服装に違いはありません

<キリスト教の葬儀での注意点>
①トークハット (ネットが付いた帽子) ・遺族のみが着用
②白いベール ・カトリック信者の女性のみ

黒いレースの手袋などを着用しても良いですが、キリスト教式の葬儀だからと、敢えて用意する必要はありません。むしろ派手なアクセサリーや時計、ネクタイピンなど、避けるべきものを控えた服装を心掛けましょう。

まとめ

キリスト教式葬儀に呼ばれた時のマナーについて理解できましたか。仏式とキリスト教式の葬儀での大きな違いはお焼香ではなく献花をすることでしょう。

ただ、最も注意しなければならないのは死生観の違いでしょう。キリスト教において、故人の死は終焉ではなく哀しいものではない、と理解して参列することで、お悔みの言葉やマナーが変わってくきます。

それでもご遺族にとって悲しいことには変わりありませんので、丁寧に寄り添った言葉をかけてあげましょう。